昔話その2

なんで一個前の記事を書いたかというお話。
あの記事だけでは、お前の事なんか誰も興味ねーよ、と思われると思います。


自分はサファイヤから始めてHGSSに来るまでに段階を踏んできました。
個人批判とかではなく、その時その時に自分がどう思ったのかという話です。


個体値努力値を理解していなかった時代は、それについて語ってる人を見たらハッキリ言っていい気分にならなかったです。
同じポケモンというゲームなのに、自分が分かっている以上の情報量を他の人が持っていてしかもそれを当たり前のように話していたら楽しくなかったと思います。
一応付け加えておきますが、自分はそういう立場になった事ないですし具体的な誰かに対してウゼーという感情になったわけではないです。(その時代はパソコンなかったので)


個体値努力値について最低限理解した後(自分の場合はダイパ初期)は、個体値自慢がウザかったです。
個体値なんて31が一番強くて0が一番弱いとハッキリ決まりきっている物に対してああだこうだ言われてもいい気分にはならないでしょう。
ただ、個体値に関しても努力の結晶であるために自慢する気持ちはわからないでもないです。
もっと強い親あげようか?とか、このポケモンは耐久妥協しない方がいいよ、とかのアドバイスを頂いた事も今となっては非常にありがたいです。でも本音を言うとウゼーと思う気持ちがなかったわけでもないです。


ポケモンの育て方は完全に対戦考察wikiを参考にしていました。
自分の記憶だと、ダイパ発売とほぼ同じ時期に厨ポケwikiみたいな名前で出来始めて充実していったはずです。(実際は違うかもね)
ぶっちゃけ言ってしまうと、オフ勢には馬鹿にされているであろう対戦考察wikiですが自分にとって非常に信頼がおけました。
更新頻度が高い、ほぼ全てのポケモンに対応している、wikiとして構成がキチッとしていて見やすい、等の説得力がありました。
あってる間違ってるは別として、誰が見ても分かりやすく信用できたんじゃないでしょうか。
対戦ではいわゆる中堅を使って楽しくやっていました。


オフに行くようになって、色々新しい情報が入るようになりました。
狙った数値に調整する、という概念すら無かった自分にとっては衝撃的でした。
それと同時にハッキリ言って悔しかったです。
誰が悪いということもなく、自分が今までやってたレベルを否定された気になったので。
自分なりにガチであると思っていたポケモンの構成や努力値振りや立ち回りが否定されたのだと思います。
もちろんそういう事を言ったオフ勢の人が悪いわけじゃなくて。



お前が僻みっぽいだけなんじゃねーの?と言われそうですが、認識できうる範囲を大きく飛び越えている事を言われると人間だれしも不愉快になるんじゃないでしょうか。
特にポケモンってゲームは追及すれば奥が本当に深いと思います。正直言って結論は出ないと思います。
でも、そこまで深く考えなくても楽しめるゲームです。昨日色違いと遭遇したからそれで対戦しようぜ!みたいなのもとても面白いと思います。


でも、分からない人から見たら個体値の話ですら気分が悪いかもしれません。
努力値を極振りしかしてない人から見たら、ダメージ計算を綿密にして努力値調整の話は気に食わないでしょう。
これは乱数調整の話も同じで、できない人から見てて乱数自体気分がよくないのはわかります。


なんでもいいじゃん!楽しめばいいよ!的な考えも、厳密なルールを設けて
露骨に勝ちに行く考えも、どちらも楽しいと思います。
また、その中で偉いとか偉くないとかはないし、凄いとか凄くないとかも存在しません。
あくまで路線が違うから口を出す必要はないと思うし、触れるなっていう考えはありませんがそこを配慮しないといけないでしょう。


なんでこんな日記書いたかというと、東京のバトルチャレンジが近いからです。
雰囲気的なものは分かりませんが、おそらくHGSSからの参入者も多いと思います。
その中で、いわゆるオフ勢みたいに大人数で強そうな話題を出しているのは態度の暴力だと思います。周りは決してそれを見ていい気分にはならないでしょう。
オフ勢が嫌われる事が多いのも、言動によるものよりも、態度で威圧している所が多いのは事実だと思います。
ハッキリ言ってほとんどのオフ勢が対戦強いのは紛れもない事実だし知識も多いです。ただ強い、ただ有名、とかでも態度の暴力となりうる事が多いのでそこは気をつけましょう。(いい悪いは関係なくね)
あと、大人数っていうのも、悪い事全くしてなくても周りから見たらぶっちゃけウザいと思います。
そこらへんを念頭に入れてください、というオフ勢にもオフ勢じゃない人にも嫌われる日記でした。